女性向け電動アシスト自転車Karmic Bikes「Kyoto」

「Kyoto」は女性向けの電動アシスト自転車。Karmic Bikesによる「Koben」の女性向けバージョンで、かつてはHPの街として、現在はFacebookやTeslaの街として知られるシリコンバレーのPalo Altoで開発されている。

女性向け電動アシスト自転車Karmic Bikes「Kyoto」
女性向けの電動アシスト自転車 「Kyoto」
シリコンバレーの中心地Palo Altoで開発された

参考画像:Karmic Bikes「Koben」
参考画像:Karmic Bikesの「Koben」

「Kyoto」の開発にあたり、Karmic Bikesは女性顧客に対してヒアリングを実施したという。この結果、「男性向けの自転車を小さくし、ピンクに塗った」だけのものではなく、顧客が本当に必要としている電動アシスト自転車が仕上がったとKarmic Bikesは述べている。

参考画像:Karmic Bikes「Koben」
女性が本当に必要としているデザイン&機能を顧客からヒアリングして仕上げられた

女性向け機能の1つが、ステップスルーフレームの採用。これにより、スカートをはいていても乗り降りしやすくなった。また、後部にチャイルドシートを取り付けた場合でも、乗り降りが可能になっている。

参考画像:Karmic Bikes「Koben」
ステップスルーフレームの採用でスカートでも乗りやすく
また、後部にチャイルドシートを付けても乗り降りできる

女性は男性よりも、雨天時に服が泥はねで汚れるのを嫌うもの。これを防ぐために、フロント&リアに泥よけが装着されている。

参考画像:Karmic Bikes「Koben」
フロント&リアに泥よけを装着

「Koben」よりもアップライトなライディングポジションを取ることを想定。それにあわせてハンドルの形状が変更された。

参考画像:Karmic Bikes「Koben」
ほんの、ほんのちょっとだけ、カマキリ

Karmic Bikesは現在、「Kyoto」の市販化に向けてクラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、1,899ドルの出資で「Kyoto」を入手可能だ。入手に必要な金額はキャンペーンが進むにつれて上昇し、終了後の市販価格は2,799ドルになる。出荷は2017年4月に予定されている。

参考画像:Karmic Bikes「Koben」

「Kyoto」のデザインは、女性が乗りやすい形状や機能を顧客にヒヤリングして設計されたもの。その結果、“斬新”なものになったとシリコンバレーでは評価されているという。だが、前後の泥よけもハンドルの形状も、そしてステップスルーフレームも、我々日本人にとっては馴染深いものだ。「Kyoto」は、日本のママチャリのデザインにかなり近いと言えるのではないだろうか?違いは、「Kyoto」にはフロントバスケットがないことくらいだろう。

参考画像:Karmic Bikes「Koben」
フロントバスケットを取り付ければ、
かなりママチャリっぽい?

女性の乗りやすい自転車を真剣にデザインするとママチャリに近いデザインに行きつくという事実はとても興味深い。また、そのような女性向け自転車の開発が、シリコンバレーの中心地であるPalo Altoでなされているという事実も面白いと感じる。

参考画像:Karmic Bikes「Koben」