月刊ムーとNewton。実は読者層が重なっているのでは?
月刊ムーとNewton。実は読者層が重なっているのでは?

オカルト雑誌の「月刊ムー」と科学雑誌「Newton(ニュートン)」、両誌のTwitter上でのやりとりが話題だ。ニュートンが投げた問いに、ムーが鮮やかに応じ、それぞれのファンを沸かせている。

そもそものはじまりはTwitter上で流行していた「#ブロック覚悟でいう」というハッシュタグ。これは普段は言えない本音や、遠慮して口に出せない質問を、思い切ってツイート(つぶやき)にする、という趣向だ。


このハッシュタグに便乗し、ニュートンが「ムーの中の人は、どこまで信じて原稿を書いているんですか(・・?」と質問した。

確かに、いつも摩訶不思議な話題を取り上げるムーだが、発行しているのはまじめな教育関連書籍を手掛ける学研グループ。UFOの記事なども正直どこまで本気で書いているのか、という疑問は多くの読者が長年抱いていたものの、なんとなく聞きづらい雰囲気でもあった。


これに対し、ムーはすばやく反応。「はい、ニュートンは錬金術師で、オカルティストだと信じております」と、ニュートンの誌名の由来である、偉大な科学者アイザック・ニュートンもまた、不思議や神秘の世界に深く傾倒していた点を指摘する、含蓄のある切り返しをした。


ニュートンとムー。読者層が重なる面もあるのか、両誌のやりとりはそれぞれのフォロワーによってまたたく間にTwitter上で拡散し、すっかり注目の的となっている。