自走式イス
自走式イス

日産自動車が作った新型のイスがすごいと評判だ。会議などで使ったあと、てんでばらばらの場所に置いても、手をたたくだけで、もとあった場所に戻っていく。クルマの駐車アシスト技術から着想を得たのだとか。

「INTELLIGENT PARKING CHAIR(インテリジェントパーキングチェア)」という名前で、脚にローラーを内蔵しており、360°移動できる。さらにどこに行けばよいかを指示するとそれに従う機能もある。

イスの形をした、ちょっとしたロボット、と言ってもよいかも
イスの形をした、ちょっとしたロボット、と言ってもよいかも

要するにうわべはイスの形をした、ちょっとしたロボット、と考えてもよいだろう。会議室などの天井の四隅にイスの位置を監視するセンサーなどを取り付けておけば、正しい位置に行くよう無線で伝えるだけで、散らかった状態から一気にもとのきちんとテーブルに並んだ状態に戻せる。

ちらかったイスが
ちらかったイスが

ぴしっとそろう
ぴしっとそろう

クロスオーバーSUV「X-TRAIL(エクストレイル)」の駐車アシスト技術から着想を得たそう。詳細な仕組みは異なるが、上からの視点で位置を分析し、自動操舵で移動するという基本の部分は同じだそう。

ただし実用品というよりは日産の技術力の高さを宣伝するための見本で、実際のイスの制作は、先端技術などを生かした宣伝を得意とする企業、BIRDMANが手掛けている。

巧みに機能するようすをYouTubeなどで動画として公開中だ。


日産ではあくまで宣伝のための見本と断ってはいるが、ここまでよくできていると、ぜひ実用化に向けた研究も進めてほしいと、ついつい希望したくなる。