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水道/ガスメーター自動検針システムの共用化実証実験のイメージ |
実験では、実運用面からの有効性や信頼性を総合的に評価/検証するため、検針員の目視による実際の検針データと、同システムで自動収集した検針データを比較する。
水道/ガスメーター無線自動検針システムの共用化は、各住戸の水道/ガスの使用状況を遠隔で把握できるため、高齢者の見守り支援など、住民向けサービスが可能になるという。しかし、通信コストの抑制やセキュリティ対策、通信の低消費電力化や電池の長寿命化といった課題のため、いままで実用化された事例がなかった。
そこで今回の実証実験では、東京ガスが機器メーカーと共同で開発した多段中継無線機と、日立製作所の料金システム構築、スマートメーター導入に伴う通信インフラ構築などの技術やノウハウを活用することで、世界に先駆けて水道/ガスメーター無線自動検針システムの共用化を目指すという。