Shadow Six Racingは「Typhoon」を開発しました。オフロード四駆の堅牢なボディと、水上バイクの爽快感・スピード感を併せ持った新しいマリンモビリティです。
キャビン部分はPolaris RZR。このオフロード四駆のタイヤを取り外し、代わりにヤマハ製の水上バイクを装着しています。ボディ素材にはカーボンファイバーとチタンの組み合わせを採用して乾燥重量は1,073kgを実現しました。
ヤマハ製水上バイクに搭載されたドライブユニットは1.8L直接4気筒エンジン。水上バイクが左右に2台取り付けられたことで、最高出力は500馬力を達成。1,073kgの軽量ボディにこのハイパワーなエンジンを載せたことで、最高速度129km/hでの走行が可能になっています。
オフロード四駆と水上バイクをつなぐのは高性能なサスペンション。波に対応して水上バイクがよく動き、運転席は安定を保てるのだとか。
Shadow Six Racingは「Typhoon」を30台限定で製造し、2023年の第1四半期または第2四半期に発売する予定。価格は25万399ドルに設定されています。