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腕にはめるエアコン「Coolbrace」 血管と神経の集まる手首を冷やす/暖めることで快適感をアップ


「Coolbrace」 は腕にはめるエアコン。ベトナム ホーチミンに本拠を置くCoolbrace Teamが開発した。

腕にはめるエアコン「Coolbrace」
手首を冷やす/暖めることで快適性をアップ

暑い日の外出、またはエアコンの効きすぎたオフィスでの仕事を少しだけ快適に感じせてくれるデジタルデバイス。例えば、暑い日に「Coolbrace」 の左ボタンをプッシュすれば手首に触れている面の温度が下がる。これは手に氷水の入ったグラスを持っているような効果を生み、15分程度で装着者は快適と感じるようになるという。

暑い日の外出で「Coolbrace」を装着すれば

氷水の入ったグラスを持っているような効果で快適に

また部屋が寒いと感じるときには、「Coolbrace」の右ボタンをプッシュすることで温度が上がる。これは手に温かいドリンクの入ったカップを持っているような効果を発揮して、快適感が高まる。

クーラーの効きすぎでオフィスが寒いとき

ホットドリンクを持っているかのような効果で快適に

「Coolbrace」は、装着者の体温を上げ下げするデバイスではない。そうではなく、手首という神経と血管が集中している場所を冷やしたり温めたりすることで、快適感をアップするデバイスだ。暑い日に足先をプールにつけたり、寒い日に足湯に足を浸けると気持ちが良くなるが、これらに近い現象と言える。

神経と血管が集中している手首を冷やしたり温めたりすることで
快適感をアップ

この現象をより有効活用するために、Coolbrace Teamは手首よりもさらに太い血管の集まる“首”に装着するバージョンも開発した。

太い血管の集まる“首”に装着するバージョンも用意

「Coolbrace」のリストバンドを取り外し
ネックバンドに交換することで使用可能に

「Coolbrace」は寒すぎる、または暑すぎる環境で使用することは推奨されていない。気温が非常に高く風もないような場所では、「Coolbrace」を使用するのではなく熱中症対策を取る必要がある。また、非常に寒い場所ではジャケットを着用するなどの防寒対策が要求される。「Coolbrace」はあくまでも、人間の活動に適した気温の場所で快適性を高めるという位置付けのデバイスだ。

サイズは50x3x13.6mmで重さは80g。バッテリーで稼働し、1時間の充電で約8時間利用できる。販売開始は2022年初頭で、価格は128シンガポールドル(約1万500円)となる予定。
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