クロアチアのハイパーカーメーカーRimacは6月1日、「Nevera」のプロダクションレディバージョンを公開しました。最高出力1,914馬力、最高速度412kmを実現する電動ハイパーカーです。
4つのホイールそれぞれに対してモーターが1基ずつ、合計で4基取り付けられたドライブユニットが特徴。トータルで最高出力1,914hp、最大トルク2,360Nmを発生します。ガソリンエンジンとは異なり、アクセルを踏んだ瞬間から最大トルクを発生可能な「Nevera」のドライブユニットは0-60mph（0-96km/h）加速では1.85秒を、0-300km/h加速では9.3秒を達成します。
バッテリー容量は120kWh。ユニークなH型形状はRimacが一からデザインしたもので、フロント48:リア52という理想的な前後重量配分と低重心を実現。快適なハンドリングをドライバーに提供します。
コックピットは上下で明確に役割を分けた構造。上部はドライビングパフォーマンスにフォーカスしており、下部はインフォテインメントを含む快適性のコントロールが可能になっています。
操作系ではダイヤルやツマミ、ボタンを大胆に採用。ドライバーは最新のデジタル機器をアナログ感覚でコントロールできます。
150台の限定生産。価格は200万ユーロ（約2億6,700万円）からとなっています。