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ホンダ「NC750X」フルモデルチェンジ - ツーリングでの楽しさと日常での扱いやすさを両立


ホンダはNC750Xをフルモデルチェンジし、2月25日に発売する。

ホンダNC750Xフルモデルチェンジ

NC750Xは、最高出力58PS、最大トルク69Nmを発生する水冷 4ストローク OHC 4バルブ 直列2気筒745ccを装備した大型スポーツモデル。マニュアルトランスミッション仕様の「NC750X」と、デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)仕様の「NC750X Dual Clutch Transmission」をラインナップしている。

今回のフルモデルチェンジにおける開発コンセプトは「さらにアクティブな毎日へといざなうCROSSOVER URBAN TRANSPORTER」。ツーリングなどでの走る楽しさと、日常での扱いやすさを両立させるため、動力性能を向上させたパワーユニットを新設計フレームに搭載し、さらに電子制御技術を採用してスポーティーな走りと扱いやすさを追求した。

新パワーユニット&新設計フレーム、電子制御技術で
スポーティーな走りと扱いやすさを追求

パワーユニットは、ピストン裏面の肉抜きによって軽量化を実現。さらにクランクシャフトのカウンターウェイト重量の最適化やバランサー軸径の見直しなどにより、エンジン単体での軽量化を達成している。

パワーユニットではピストン裏面の肉抜きで軽量化を実現

エアクリーナーを新設計し、吸気ダクト開口部を車体側面に変更。あわせて吸気ダクト断面積を拡大させ吸気抵抗を低減し、スロットルボア径の拡大などと合わせて最高出力の向上と力強いエンジンフィールを実現した。

新設計されたエアクリーナー

マニュアルトランスミッション仕様車の2~4速とDCT仕様車の1~4速を前モデルに比べてローレシオ化。市街地などで力強く軽快な走りを獲得している。

新設計のフレームでは、各部の板厚を調整して軽量化し、より一層軽快な運動性能を獲得した。また、バッテリーなどの部品配置の見直しにより、ラゲッジスペース容量を23Lに拡大させ、使い勝手を向上させている。

フレーム&スイングアーム

電子制御技術としては、スロットルバイワイヤシステム(TBW)を新採用。また、様々なシーンでライダーが好みの走行フィーリングを任意に選択できるライディングモードを搭載している。

ライディングモードを搭載

液晶メーターには、バッテリー電圧や平均車速などの表示情報を追加し、幅広いシーンでの使い勝手を高めた。


軽量化による運動性能の進化と、最高出力の向上をスタイリングで表現するため、外観部品はフロントの足まわりをより際立たせる形状とした。また、層状構造を採用して軽快感を演出している。さらに車体前方上側に塊感を持たせることで、より一層アクティブな印象を持たせた。

車体前方上側に塊感を持たせ、アクティブな印象に

シートは上面と左右側面に質感の異なる表皮を採用し、スポーティーな印象と質感の高さを表現している。

カラーバリエーションは、「グランプリレッド」「パールグレアホワイト」「マットバリスティックブラックメタリック」の3色を設定。メーカー希望小売価格は「NC750X」が92万4,000円で、「NC750X Dual Clutch Transmission」が99万円。
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