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電動バイクに足りないもの、それは「エキゾーストノート」-大口径スピーカーを搭載した「Rumble」


「Rumble」は大口径スピーカーを搭載した電動バイク。スウェーデンに本拠を置くRumble Motorsが開発した。

大口径スピーカーを搭載した電動バイク「Rumble」

「Rumble」は、“カフェレーサー”デザインを売りのひとつとしている電動バイク。ルックスからはそれほど“カフェレーサー”は感じられないが、それはともかく、電動バイクとしての性能は悪くはない。最高速度は時速70キロで0-70km/h加速は5秒だという。1回の充電で最大で100キロ走行可能だ。

0-70km/h加速は5秒

だが、「Rumble」の最大の特徴は、やはり大口径スピーカーを搭載していることだろう。このスピーカーからは、ガソリンバイクのようなエキゾーストノートを響かせることができる。

「Rumble」に搭載された大口径スピーカー
雨に弱そうだが、大丈夫なのだろうか?

Rumble Motorsの開発メンバーは、電動バイクは素晴らしい乗り物ではあるが、エキゾーストノートによる“快感”が足りないと考えた。この“快感”は、ライダーが「バイクを所有したい!」「乗って街を走りたい!」と思う動機のひとつとなりうる。だが電動バイクにはそれがないので、エキゾーストノートを電気的に追加したというわけだ。

「Rumble」にキーを挿してボタンを押す。するとガソリンバイクの始動音のようなサウンドがスピーカーから響く。またスロットルグリップを回せば、それに連動してエンジン音も変化するという仕組みだ。

ボタンを押せば、ガソリンバイク始動音のようなサウンドが響く

スロットルグリップを回せば
ガソリンエンジンを吹かしているようなサウンドが

「Rumble」のテストに協力したバイク販売店の店員は、開発の動機とは異なった意味で、「Rumble」を支持すると述べている。電動バイクは静かすぎ、歩行者やクルマのドライバーが接近に気づかないことがある。だが、「Rumble」のようにガソリンバイクのような音を発しながら走行すれば、歩行者は早い段階でバイクの接近に気づき、安全性が高まると述べている。

街中を走行する際の安全性を高める?

「Rumble」の販売開始は2018年4月頃に予定されている。価格は6,990ドル。

ちょっと、高い?

「Rumble」のエキゾーストノートを聴きいてみたいという方は、次の動画を参照されたい。

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