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本にかこまれて眠る「ブックホテル」―箱根で開業へ


本に囲まれて過ごせるブックホテル「箱根本箱」が神奈川県は箱根に2018年開業する。出版取次大手の日本出版販売(日販)などが手掛ける。

日販が、雑誌出版などの自遊人と共同で取り組む。箱根本箱は、日販が強羅温泉に所有する保養所「あしかり」を全面刷新するもの。ブックホテルを中心に、書店、レストラン、カフェ、物販、コワーキングスペースなどの設備を備える。

東京に近く、自然が豊かで、観光地として知名度が高い箱根・強羅に、本に囲まれてゆったりと過ごせる空間を作ることで、社会の本離れの進むなか新たなライフスタイルを提案する、というのが狙い。

ブックホテルは書斎を思わせる客室に独自設計の本棚を設置し、読書や執筆、仕事などができるしつらえにするそう。ほかの施設は日帰りでの利用も可能。


ホテルや書店だけでなく、レストランや物販などの設備にも本を設置し、すべて買えるようにしている



どんな本を置くかは日販のブックディレクションブランド「YOURS BOOK STORE」が考えるそう。新刊だけでなく古書や洋書まで約2万冊を取り揃えるとしている。
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