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バッテリーを2個にした!…電動アシスト自転車の航続距離を延ばす新システム、Boschの「DualBattery」


Boschはドイツで開催されたEurobike 2016で電動アシスト自転車用の新しいバッテリーシステム「DualBattery」を発表した。自転車のフレームに2つのバッテリーを取り付けることで、アシスト可能距離を2倍にするというアプローチ。


電動アシスト自転車の利用者は、電動バイク利用者ほどバッテリーの残量に敏感ではない。バイクと違い、電動アシスト自転車では、最悪の場合ペダルを漕いで走行できるためだ。


とはいえバッテリー切れはそれなりに辛いもの。特に自転車通勤者の場合、仕事で疲れた帰り道にアシストがストップすると、かなり哀しい気持ちになるものだ。

Boschの「DualBattery」は、そんな自転車通勤者の哀しみを癒す(?)新たなバッテリーシステム。2つのバッテリーをシームレスに切り替えて、最大で約180キロのアシストを可能にする。自転車通勤者には片道10~30キロ程度の距離を走る人が多いという。「DualBattery」を装着すれば、毎日片道30キロの距離を走る人でも、3日間充電なしで通勤ができることになる。

Boschはまた、「DualBattery」は荷物を大量に運ぶカーゴバイクでも有用だと主張している。


Boschの新システムについては、自転車メーカーRiese & Muller等が採用を表明しており、同社は2017年モデルで「DualBattery」を装備した電動アシスト自転車を販売開始する。

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