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電子マネーがついた「おサイフ」腕時計―ソニーが発売

レジでこうすれば注目の的

電子マネー機能を備えた腕時計「wena wrist(ウェナ リスト)」をソニーが正式に販売開始した。

アナログデザインだ

多機能腕時計、いわゆる「スマートウォッチ」の1つだが本物の針を備えたアナログデザイン。 電子部品をバンド部分に分散させて配置し、従来の腕時計と同じような形状に仕上げている。バンド部のみを交換して機能を最新にしながら使い続けられる。

電子部品をバンドに分散配置している

バンドに「おサイフケータイ」などと同じ非接触IC技術を採用しており、対応アプリケーションを入れたiPhoneと組み合わせると、手首をかざすだけで買い物などができる。「楽天Edy」「iD」「QuicPay」などが使える。

またiPhoneと連動し、電話やメールの着信、TwitterやFacebookなどの更新を、7色のLEDと振動で通知する。

さまざまな通知をLEDの光と振動で伝える

活動量計も搭載しており、1日の歩数や消費カロリーなどをiPhoneの専用アプリで確認できる。歩数の目標値を設定し、その達成度を把握することも可能。

1日の歩数も把握できる

ヘッド部分は国内時計メーカーが設計、製造しており、「Chronograph(クロノグラフ)」と「Three Hands(3針)」の2モデルが選べる。カラーは「プレミアムブラック」「シルバー」そして限定色「ホワイト」の3種類。

重さはヘッド部分がスリーハンズで55.0g、クロノグラフで73.3g。さらにバンド部分は75.8g。それなりにずっしりしていそうだ。希望小売価格は4万2,800円(税別)から。

左から「WN-WC01S」「WN-WT01S」「WN-WC01B」「WN-WT01B」「WN-WT01W」

クロノグラフとスリーハンズの2種類

2015年にソニーの運営するクラウドファンディング&ショッピングサイト「First Flight」で支援を募集し、1億円以上を集めた製品。支援者2,000人以上に製品を届け終えたため、一般販売を始めた。


なお、これに伴ってAndroid版の専用アプリも登場しているが、目下、電子マネー機能などは使えないので注意が必要。
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