KDDI沖縄セルラーは、同社の国際ローミングサービスの「グローバルパスポート」で、LTE による高速データ通信でやりとりができるエリアを拡大、4月25日から新たにカナダ、スペイン(カナリア諸島、スペイン領北アフリカを含む)での利用が可能となった。対象事業者はそれぞれ、Rogers と Orange Espana。スペインでの LTE 国際ローミングの提供は、国内事業者で初となる。

 
KDDI LTE 国際KDDI、カナダ/スペインでも LTE 国際ローミングを提供― LTE 国際ローミングの競争が加速中利用地域例
KDDI 「LTE 国際ローミング」利用地域例

3G の5倍以上の速度でデータ通信が可能な LTE での利用範囲が広がることで、動画共有サイトへのアクセスや大容量の画像の投稿などを行う、旅行者や出張者などの利便性が一段と高まる。

KDDI の LTE による国際ローミングは、従来のローミングサービスと同様の方法で利用できる。また、LTE 通信料についても現在、161の国と地域で適用される「海外ダブル定額」の対象となる。

各社とも、海外での LTE 利用地域の拡充を加速している。KDDI は2013年9月に韓国/香港/シンガポールで LTE の国際ローミングを始めて以来、今回の2か国を含めて14か国/地域でサービスが利用できるまでになった。2013年11月にはアメリカ、2014年1月にはフランス、3月にはスイス、そして今回新たにカナダ、スペインが加わった形だ。

KDDI 「LTE国際ローミング」提供エリア一覧
KDDI 「LTE国際ローミング」提供エリア一覧

KDDI と同時期にサービスを始めたソフトバンクモバイルは10か国/地域で、NTT ドコモは米国など8か国/地域で LTE ローミングサービスを提供している。今後、各社の利用地域がより一層拡大していくことが予測される。