AVレシーバー「あああ」

エントリークラスのAVレシーバー「VSX-834」をオンキヨー&パイオニアが販売している。Dolby Atmos、DTS:XRのトップスピーカー、サラウンドスピーカーのバーチャル再生に対応し、柔軟なスピーカーセッティングが可能。

ブルーレイなどで採用するサラウンドフォーマットとしてDolby Atmos、DTS:Xの5.1.2chおよび7.1ch再生に対応する。また最新サラウンド技術のDolby Atmos Height VirtualizerおよびDTS Virtual:Xにも対応し、トップスピーカーやサラウンドスピーカーのない環境でも音像を仮想的に作り出すとのこと。


従来モデルと同等の出力を備えつつ製品の高さを約15%減らし、テレビラックなどへの収納をよりしやすくした。

上級機で培われた「ダイレクトエナジー」思想を継承した筐体設計を行い、パワーアンプ部の伝送経路の短縮化をはじめ、クリーングランド化の徹底、線材のスタイリングを行っている。

また「MCACC」がスピーカーの大小、音量、距離、クロスオーバーを判定し、異なるスピーカーを全て同じスピーカー、同じ距離で鳴らした様に調整する。さらにEQ補正により各スピーカーの音色をそろえ、「フェイズコントロール」技術により製品内部のローパスフィルターによって生じるサブウーファーの低域の遅れ(位相ズレ)を解消する。信号をマルチチャンネル再生に合わせた最適な状態に補正できるとする。

Dolby Visionパススルー対応、4Kパススルー/「Super Resolution」アップスケーリング、HDCP2.2、HDR10、BT.2020に対応したHDMI端子の装備といった特徴もある。

好みの音量やサラウンド設定を3つまで保存、呼び出し可能な「パーソナルプリセット」や映画のセリフやボーカルの音量を調整して聴きやすくする「ダイアローグエンハンスメント」にも対応する。希望小売価格は6万5,000円(税別)。