クリスチャン・ラッセン氏を知っているだろうか。イルカの泳ぐ南の海を描いた絵が、日本で有名になった人物だ。彼が描き上げた「かき揚げ」のイラストが話題を呼んでいる。日清食品の即席めん「どん兵衛」とのコラボレーションだ。
ラッセン氏はハワイ在住。約30年前から海の絵を描いて活動している。一時期日本で非常に流行したため、あちこちで目にした人も多いだろう。名前は知らずとも絵柄だけで「ああ見たことある」と思うのではないか。
日清は今回、どん兵衛シリーズの「かき揚げ天ぷらうどん」のキャンペーンとして、かき揚げのイラストを募集。ラッセン氏にも参加してもらい、イラストを描き上げてもらったそう。
キャンペーンは一般の人も参加できる。Twitterで「どん兵衛(@donbei_jp)」をフォローし、ハッシュタグ「#鬼描き揚げる」を付けて自作のかき揚げイラストを投稿すればよい。抽選で1人がラッセン氏の直筆習字「海豚(イルカ)」が受け取れる。
なお、ラッセン氏のイラストは誰でも特設サイトから無料でダウンロードすることが可能。特設サイトではほかに、ラッセン氏直伝のかき揚げを描くコツなどが公開となっており、創作時の参考にしてほしいようだ。
日清といえば、即席めん「カップヌードル」と人気ゲーム「ファイナルファンタジーXV」を組み合わせたCMを作成するなど風変わりなコラボレーションも話題。
常に人の意表を突く姿勢こそ、インターネット上の宣伝手法として重要なのかもしれない。