シートチューブがない自転車「Viks」シリーズで人気のエストニアの自転車ブランドVeloniaは、同シリーズの最新バージョン「Viks GT」を発表した。ランボルギーニ・ウラカンにインスパイアされたデザインが特徴。
(C)Felix Laasme / Hooligan Hamlet
「Viks」シリーズのオリジナル版は、2本のチューブを溶接しただけのシンプルなフレームを持つ自転車だった。シートチューブのない構造により、通常版の「Viks」では5キロ、カーボンファイバー版では4キロというフレーム重量を実現している。
(画像はカーボンファイバー版の「Viks carbon」)
今回発表された「Viks GT」では、カラーリングとデザインを一部変更。ランボルギーニ・ウラカンを感じさせる新バージョンとした。
カラーリングとデザインでランボルギーニらしさを演出
(C)Felix Laasme / Hooligan Hamlet
カラーリングは、もっともランボルギーニらしいカラーとも呼ばれる「ジャロー・ミダス(イエロー)」に近いもの。ウラカンでは各所に配置されたブラックが全体の印象を引き締めているが、「Viks GT」でもサドル、ハンドル、ペダル、クランク、スプロケット、ベルトドライブ、それにホイールなどのブラックが同様の効果をあげている。
各所に配されたブラックがランボルギーニらしさを醸し出す
(C)Felix Laasme / Hooligan Hamlet
ランボルギーニ・ウラカンのデザインはエッジが多用されたボディが特徴。「Viks GT」もフレームにこれを取り入れている。従来モデルでは、フレームがカーブするポイントは丸みを帯びたデザインだったが、「Viks GT」ではシャープなラインとされた。
(C)Felix Laasme / Hooligan Hamlet
なお、カラーリングについては、ランボルギーニの他のボディーカラーにも対応できるそうだ。
「Viks GT」は完全受注生産。価格や納品時期、日本への発送の可否と可能な場合の送料については、VelonicaのWebサイトからメールで問い合わせてほしいとしている。