トランセンドが公開した本物と偽物の比較
左が本物。パッケージにデータ容量の記載がある。しかしもっと精巧になったら…?

USBメモリーなどの「模倣品(ニセモノ)」がいくつも登場し、フリーマーケットアプリケーション(フリマアプリ)などに出回っているもようだ。本物のメーカーの1社であるトランセンドジャパンは、あらためてTwitterで警告を発した。

「メルカリ」などのフリマアプリや「ヤフオク!」などのインターネットオークションでは個人でも品物を手軽に売ったり買ったりできるが、一方でニセモノも登場しやすい。

ニセモノの問題は古くからあるとはいえ、やはり見かねたのか、トランセンドは去る3月にもフリマアプリ大手の「メルカリ」で誰かが売っていたSDメモリーカードに注意をうながした。ただその際は、デザインが本物とかなり異なっており、データ容量128GBなのに規格が「SDHC」であるなど、分かりやすい間違いもあった。


ところが、8月にあらためてトランセンドが注意喚起したUSBメモリーのニセモノは、本物とほとんど見分けがつかない。違いとしては本物のパッケージには容量が記載してあるがニセモノは未記載。判別方法としてはその程度しかない状態だという。


最終手段としては、製品の裏のシリアルナンバーを、専用のWebサイトで入力すると本物かどうか確かめられるが、トランセンドとしては、誰かがニセモノを買ってしまう前に防ぎたいと考えているそう。

ニセモノは、当然ながら購入後に不具合があってもサポートが利かず、自己責任になる。そのため怪しい店や並行輸入品よりも、正規販売店での購入を推奨する、としている。

一件をトランセンドがTwitterで呼びかけたところ、ニュースサイトの「BUZZAP!(バザップ!)」などが取り上げ、話題となった。

とはいえニセモノがかくも精巧だと、商品を買う側に「疑ってかかるべき」などの用心をうながしても限界があるだろう。フリマアプリやネットオークションを運営する企業も、また新たに対策を強化していく必要があるかもしれない。