かざすだけで引き出し、順番待ちの解消につながる?
かざすだけで引き出し、順番待ちの解消につながる?

スマートフォンをキャッシュカードとして使える現金自動預払機(ATM)の実物を、日立製作所が披露した。2016年度中に銀行などに登場する、かもしれない。

「日立モバイル型キャッシュカードサービス」という名称。2015年末に発表になり、話題になっていた。モバイル決済などで使う「NFC」技術の応用だ。NFC対応のAndroidスマートフォンに必要な情報を登録しておくと、ATMにかざすだけで現金の引き出しなどができる。

あらかじめスマートフォンの画面で、いくら引き出すか、などを決めておけるので、ATMの前ではめんどうな操作を省ける。すばやく手続きが済ませられ、順番待ちの解消にもつながると、日立は見込んでいる。

また既存のATMに、NFCの読み取り装置を追加する方式なので、機械をまるごと入れ替える必要はない。さらに指紋や静脈で本人確認をする「生体認証」とも併用できる。

生体認証と併用できる
生体認証と併用できる

2015年末から順次販売を始めており、数社と導入を相談中。日立の目標としては2016年度中にどこかで使えるようにしたいとか。