スズキ「スペーシア」「スペーシア カスタム」がフルモデルチェンジを受け、12月14日に販売開始された。
スズキ「スペーシア」「スペーシア カスタム」フルモデルチェンジ
(画像は「スペーシア」HYBRID X)
新型「スペーシア」「スペーシア カスタム」は、予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を採用。安全装備を充実させている。衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」に加え、軽自動車で初めて「後退時ブレーキサポート」を採用するなど、前後の衝突被害軽減ブレーキを全車標準装備とした。
フロントガラス投影式の「ヘッドアップディスプレイ」、周囲を立体的に360度確認できる「3Dビュー」も軽自動車で初採用された。
フロントガラス投影式の「ヘッドアップディスプレイ」採用
エクステリアは、「スペーシア」では「ワクワク感」を感じるスタイリングとされた。2トーンルーフ車では、「ワクワク感」をさらに高めるルーフレールを装備している。
「スペーシア カスタム」では「迫力と存在感」がテーマのスタイリング。大型メッキフロントグリルやLEDヘッドランプにより迫力を、ワイド感を強調するアンダーグリルやLED加飾、サイドアンダースポイラーやリヤバンパーにより存在感を表現した。
「迫力と存在感」を表現した「スペーシア カスタム」のエクステリア
大型メッキフロントグリルやLEDヘッドランプで迫力を表現
インテリアは、「スペーシア」ではブラック内装を採用。エアコンルーバーやドアトリムなどに赤色のアクセントカラーを取り入れた。「HYBRID X」ではベージュ内装も設定されている。
「スペーシア」のブラック内装
エアコンルーバーなどに赤のアクセントカラーが
「スペーシア カスタム」ではブラックを基調とし、ブラックパールのカラーパネルを採用した。さらにメッキ加飾やシルバー加飾を随所に施して、迫力のあるインテリアとしている。
「スペーシア カスタム」のインテリアではブラックが基調
「HYBRID XS」「HYBRID XSターボ」では、本革シフトノブ&ステアリングや、レザー調の専用シートを採用。赤ステッチをシフトノブ、ステアリング、シート表皮に施した。
本革シフトノブ&ステアリングなどを装備した「HYBRID XSターボ」
パッケージングでは、低床で開口を広くした後席両側スライドドアや、荷室高を拡大して大きな荷物も入れやすくなったラゲッジルームなど、利便性をさらに向上させている。
発進時にモーターのみで走行できるマイルドハイブリッドを全車に搭載。30.0km/Lの低燃費を達成した。
価格は「スペーシア」のHYBRID Xグレード(2WD車)で146万8,800円。「スペーシア カスタム」のHYBRID XSターボ(2WD車)で178万7,400円(価格はいずれも消費税込み)。