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日本の鉄工所が本気だしました―浮き彫りもみごとな極薄の金属iPhone 7ケース

iPhoneケースにそこまでする?モルファワークスの製品

金属に伝統模様を浮き彫りした、なんとも美しいiPhone 7ケース「薄金(うすかね) for iPhone7」が登場した。金属雑貨ブランド「MORPHA WORKS(モルファワークス)」の新商品だ。

モルファワークスは、ものづくりの町である兵庫県尼崎市で、鉄工所が中心となり、金属加工の技術を生かして作っている雑貨のブランド。以前からiPhoneなどに向けて「薄金」シリーズを手掛けてきたが、最新機種であるiPhone 7に対応させた。

「薄金」シリーズからiPhone 7ケースが登場している

厚さ0.8mm、重さ20g。iPhoneと同じ0.01mm精度を追求したアルミ合金製フレームとなっており、宮大工のネジのない継手を参考にした側面の勘合部で上下をしっかりと固定する。

ネジなしで固定している

iPhoneの四隅のラウンド部に合わせた曲面は、プレス加工で100年の歴史を持つ大島金属工業の技術で実現している。背面パネルはステンレススチール。テキスタイル柄を金属レリーフとして表現しており、3種類のデザインが選べる。

まずイスラーム教の文化をもとにした「Arabesque(アラベスク)」。偶像崇拝を厳しく禁じた社会で発達した花や樹木、果実などの図案を生かしている。

アラベスク模様

繊細な草木柄だ

次いで鎌倉時代から身分の高い家柄の紋として用いてきた糸菊の花びらを表現した「Itogiku(イトギク)」。日本の伝統文様、伝統的色彩の研究家である成願義夫氏と協力している。

イトギク

糸菊の花びらをみごとに浮き彫りにしている

さらには西アフリカに伝わる泥染めの模様を取り入れた「PeaceAfrica(ピースアフリカ)」。これは伝統泥染アーティスト ChikaRinu氏と協力している。

ピースアフリカ

泥木染めの幾何学模様を取り入れている

いずれも販売価格は1万8,000円(税別)。
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