情報処理推進機構(IPA)が「2014年度情報セキュリティに対する意識調査」の報告書を公開した。

報告書によると、「使用しているパスワード」に、推測されにくい内容、分かりにくい文字(8文字以上、記号含む)を設定していた PC ユーザーは半数以上いるが、10代に限ると3割程度になってしまうそうだ。「サービス毎に異なるパスワードを設定している」のも10代では15.8%で、全体平均の29.2%の半分ほど。


また、他人や企業の悪口、下品な言葉、不確かな噂など「悪意ある内容の投稿」をした人が、PC ユーザーでは1年前の調査から4.2ポイント減少(26.4→22.2%)。一方で、スマートデバイスユーザーでは、3.4ポイント増加(23.5→26.9%)。

「悪意ある内容の投稿をした理由」をスマートデバイス利用者に聞いたところ、「相手に仕返しをするために(7.8→13.2%)」「人の意見に反論したかったから(27.9→32.3%)」「炎上させたくて(2.8→6.8%)」などがとくに増加していた。

「他人(親や友人、知り合い、まったく知らない他人)のアカウントを無断で使ってサービスを利用する行為」について、スマートデバイスのインターネット利用者に聞いたところ、「他人のアカウントでも、推測などでログインできた場合に、サービスを利用する可能性がある」との回答が、年代別では20代が、全体平均より8.2ポイント〜9.2ポイント高く、約23%と突出していた。

この調査は2005年から実施されており、今回で13回目(2006年から2008年までは年2回実施)。調査対象は、13歳以上の PC およびスマートデバイスのインターネットユーザー。PC 5,000名、スマートデバイス3,500名から回答を得ている。調査期間は、2014年10月2日〜10月30日(情報セキュリティの倫理に対する意識調査)、2014年10月11日〜10月30日(情報セキュリティの脅威に対する意識調査)。

10代や20代ではパスワード管理や倫理観に問題?― IPA 調査
ID、パスワードの管理方法