エクスペディアジャパンは、有給休暇の国際比較調査を実施。その結果を、「世界25ヶ国 有給休暇・国際比較調査2014」として公開した。日本は有給消化日数・消化率で7年連続の最下位から脱却。しかし、有給を取る際に罪悪感を感じる人は多く、また有給取得方法は他国とは大きく異なっていることが明らかになった。

満足のいく有給とれてる?世界25か国 有給休暇・国際比較調査2014
世界の人は、どんな有給休暇を過ごしている?

■有給消化日数・消化率ともに日本が世界最下位から脱却
「有給休暇の支給日数/消化日数は?」という問いに対し、日本の有給支給日数は昨年より2日増えた20日、消化日数は3日増えた10日となった。これにより、日本の有給消化率は50%となり、7年連続の世界最下位から抜け出すことができた。代わっての最下位は、支給日数14.6日・消化日数7日で消化率48%の韓国。


今回日本に次いで有給消化率が低いのはマレーシアで71%、逆に有給消化率が高いのはブラジル、フランス、スペイン、オーストラリアでいずれも100%となっている。

日本、7年連続の最下位を脱却
日本、7年連続の最下位を脱却

■有給を取る際、罪悪感を感じてしまう日本 感じない国の3倍
「有給を取る際に罪悪感を感じますか?」という問いに対し、日本人の26%が「はい」と回答し、世界最多となっている。一方でメキシコ、スペインでは日本の3倍の77%が「まったく感じない」と回答しており、国民性の違いが顕著に表れる結果となった。

有給を取る際、世界一罪悪感を感じている日本人
有給を取る際、世界一罪悪感を感じている日本人

■日本での有給の取り方は「年間を通して短い旅行に複数回」が過半数
「どのような形で有給を取りますか?」という問いに対しては、「年間を通して短い旅行に複数回行く」と回答した人が56%と過半数を占めた。「まとめて取り、1回の長期旅行に行く」との回答はわずか11%で世界最下位。仕事が気がかりなためか、日本では長期で遠くへ旅行するよりも、近くへ短い旅行をする傾向にあった。

長期休暇を取る割合
長期休暇を取る割合

日本人の有休の使い道
日本人の有休の使い道

調査は、世界25か国18歳以上の有職者男女7,855名を対象として実施された。調査対象国は日本、インド、アラブ首長国連邦、オーストラリア、韓国、香港、シンガポール、マレーシア、タイ、ニュージーランド、米国、カナダ、メキシコ、ブラジル、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストリア、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、アイルランド、オランダ。調査期間は、2014年8月25日〜9月17日だった。