それによると、オンライン動画視聴の21%以上が携帯端末やタブレット端末での視聴で占められており、わずか9%だった2013年同期と比較すると133%、2年前の2012年同期の3.4%からは532%(5倍以上に増加)となった。
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モバイルとタブレットによるオンライン動画視聴の推移 |
今回の調査では、携帯端末やタブレット端末による視聴の増加傾向が、米国外でより一層強まっていることが判明したそうだ。
タブレット端末での再生数の大半は短編ビデオだが、視聴者は総視聴時間の48%を30分間以上の動画に、77%以上を10分以上のビデオに費やしていた。
また、スマートフォンでのビデオ再生では、iOS が依然として大部分を占めている。
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iOS 対 Android |
以上から、放送局やパブリッシャーなどの動画関連事業者にとっては、携帯端末やタブレット端末ユーザーに対する戦略が必須なのは明らかだ。
Ooyala の「Global Video Index」は、239か国、約1億5,000万人の視聴者の視聴習慣を匿名で測定、毎日数十億のビデオイベントを解析、あらゆるインターネット接続端末でどのようにオンラインビデオが消費されているかを分析している。