東京上野にある国立科学博物館は9月1日、2015年度に登録される「重要科学技術史資料」(未来技術遺産)を発表した。

その中には、ソニーのペットロボット「AIBO」、清涼飲料のヒットで普及した「ボトル用自動販売機」、コンパクトカセット式ポータブルステレオ録音機「カセットデンスケ」、国産初期の8ビットパーソナルコンピュータ「PC-8001」などが含まれている。


AIBOが技術遺産に―学習して成長し自らの判断で行動するロボット
AIBO ERS-110

AIBOは、1999年にソニーから発売された自立型ロボット。人間の生活に溶け込んだ家庭用ロボットとして、初めて事業化された。4足で歩行して感情を表現し、人とコミュニケーションを取りながら学習、成長し、自らの判断で行動した。

ソニーが2004年にロボット事業からの撤退を決定したことから、2005年にはエレクトロニクス機器部門のリストラ策として、AIBOはCLIE・電子辞書とともに生産終了になった。

生産終了後もAIBOユーザーの活動は活発で、「AIBOブログ」もまだ健在のようだが、ソニーによる修理の対応が2014年3月末で打ち切られたため、故障すると修理が困難な状況になっている。