300台の限定販売 (出典:ソフトバンクロボティクス、ソフトバンクモバイル) |
Pepper は、クラウドベースの AI(人工知能)で動くロボットだ。音声合成エンジンを用いた発話機能により、人間同士のような自然な会話ができるそうだ。さらに、周囲の状況を把握しながら自律的に判断して行動し、人の表情と声のトーンを分析して人の感情を推定できる「感情認識機能」を備えるという。こうした Pepper の機能に着目し、ネスレ日本は Pepper を「ネスカフェ」のコーヒーマシン売り場の接客に活用し始めている。
店舗で Pepper が接客しているイメージ (出典:ネスレ日本、ソフトバンクロボティクス) |
2014年6月に Pepper を発表した当初、2015年2月には一般向け販売を開始するとしていたが、当面は数量を絞って販売していくようだ。MMD 研究所の実施した購入意向調査によると、購入希望者は2.9%にとどまっており、こうした状況が販売方式の変更に影響したのだろうか。
Pepper の購入意向 (出典:MMD 研究所) |
今回発売する300台の販売は、2014年9月のデベロッパー先行モデル抽選販売で落選した人に優先して行う。また、300台のうち30台はソフトバンク表参道で販売する。
今後については、2015年夏ごろに次回生産分を販売する予定。
※表示価格はいずれも税別。