Google の日本法人グーグルは、インターネットを安全・安心に活用するためのヒントやアイディアを中学生、高校生、高等専門学校生に考えてもらい、さらに実施してもらう取り組み「ウェブレンジャープログラム」を開始した。参加希望者は、4月23日19時までに「ウェブレンジャー登録」してエントリーしたうえで、5月14日19時までに「ウェブレンジャー活動報告」として活動紹介動画を YouTube にアップロードして報告を行う。

グーグルが中高・高専生「ウェブレンジャー」募集、安全なネット利用作戦を遂行せよ!
グーグルの「ウェブレンジャープログラム」

ウェブレンジャープログラムは、「斬新なアイディアで地球の人々がインターネットを安心・安全に利用するための作戦を計画し、遂行する」という「ミッション」を、1名から3名のメンバーで構成される各参加チームにこなしてもらうもの。活動の報告は、「作戦の概要及び結果を収めた動画」を作成して YouTube にアップロードして、その URL などを提出する形式。

グーグルは応募作品を審査し、「極めて優れたキャンペーンを企画・実施したウェブレンジャー」を最大5組選んでアンバサダー賞を授与する。受賞チームは、6月7日に開催する予定の表彰式に招待される。

さらにグーグルは、ウェブレンジャー向けのトレーニングセッションを東京と大阪で開催する。セッションでは、ウェブレンジャー活動の参考になる動画の活用方法、インターネットを安全・安心に活用するためのヒントなどがレクチャーされる。参加を希望する場合、3月12日19時までに申し込む必要がある。応募多数の場合は、各会場最大50名の参加者を抽選で選ぶ。

トレーニングセッションの開催日程は以下の通り。参加者するウェブレンジャー全員と各チームの引率者1名分の交通費は、グーグルが負担する。

・東京会場(六本木ヒルズ):3月21日10時〜15時30分
・大阪会場(梅田スカイビル):3月22日10時〜15時30分

なお、ウェブレンジャープログラムは日本政府が展開しているキャンペーン「サイバーセキュリティ月間」「春のあんしんネット・新学期一斉行動」とも連携する活動。同プログラムの Web サイトには、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)や経済産業省、文部科学省のエンドースメントが掲載されている。