日本 HP は、ミッションクリティカル環境向けに、超ハイエンド x86 サーバー「HP Integrity Superdome X」を発表、販売を開始した。

HP Integrity Superdome X は HP の Compute 戦略の新たなマイルストーン。要求の厳しいミッションクリティカルなワークロードを x86 アーキテクチャ上で実行できる。

Intel Xeon プロセッサ E7 v2 ファミリを 16CPU/240 コア搭載でき、最大16ソケット、12TB メモリまで拡張できるので、大規模エンタープライズ アプリケーションと予測不能なワークロードに、リアルタイムで対応できるという。

日本 HP が超ハイエンドサーバー Integrity Superdome X を販売、インメモリでミッションクリティカル業務をリアルタイム化
HP Integrity Superdome X

また、HP Integrity Superdome X では、これまで技術的に困難とされてきた「真のリアルタイムシステム」が、インメモリテクノロジーで可能になっている。トランザクション系(OLTP)とデータウェアハウスなどの分析系(OLAP)で分断されていたデータベースを統合、データベースを更新した瞬間に、分析やレポート処理を数秒単位で実行できる。

さらに、HP  Integrity Superdome X では、HP Integrity Superdome 2 に x86 アーキテクチャのセルブレードを搭載、さらにハード パーティション (nPartitions)を提供しており、ハードパーティションの信頼性は、ソフト パーティションだけの場合と比較すると、約20倍高くなるそうだ。

最小構成価格は2,397万1,000円から(税別)。