ネスレ日本とソフトバンクロボティクスは、ソフトバンクロボティクスが開発するヒューマノイド型ロボット「Pepper」を、「ネスカフェ」のコーヒーマシン売り場の接客に活用する。12月から日本全国の家電量販店で順次展開していき、2015年末までに1,000店規模での展開を目指す。

Pepper は、クラウドベースの AI(人工知能)で動く、感情認識機能を備えるというロボットだ。音声合成エンジンを用いた発話機能により、人間同士のような自然な会話ができるそうだ。

ロボット「Pepper」、「ネスカフェ」コーヒーマシン売り場で接客
店舗で Pepper が接客しているイメージ

ネスカフェ専用のアプリケーションが搭載された Pepper は、家庭用コーヒーマシン「ネスカフェ ドルチェ グスト」「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」について詳しく説明したり、会話を通じて客のニーズに沿うマシンを提案したりする。

ネスレは同取り組みにより、店頭での客と Pepper の会話から消費者ニーズを深く掘り起こして、将来的な製品や店頭サービスの改善につなげていきたいという。また、ソフトバンクロボティクスは、Pepper とのコミュニケーションを幅広い客が体験することで、ロボットをより身近に感じてもらうことを目指すという。

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