日本ヒューレット・パッカード(日本 HP)は、シンクライアント新製品「HP t310 All-in-One Zero Client」(HP t310 AiO)と、「HP t520 Thin Client」(HP t520)を発表した。

また、シンクライアント向け独自 OS「HP ThinPro」のアップデート版、「HP ThinPro 5.0」も発表した。HP ThinPro 5.0 では新しいユーザーインターフェイスを採用、「HP Smart Zero」と「HP ThinPro」を簡単に切り替えることができるそうだ。


新製品の販売は7月17日に開始され、8月上旬から出荷される。

HP t310 AiO は、PCoIP の処理と VMware 環境に最適化された、ディスプレイ一体型の製品。高度な処理が要求されるヘルスケア、金融サービス、政府機関、小売業、教育などの産業分野向け。面倒な管理や設定を必要としない、ゼロクライアント製品。価格は6万円(税別)。

HP t310 AiO は、Teradici の最新の PCoIP 技術を採用、低いディスプレイレイテンシーで応答時間を短くしている。この Teradici PCoIP 技術は、負荷の大きなマルチメディアアプリケーションにも対応し、「Amazon WorkSpaces」「VMware Horizon DaaS」「VMware Horizon View」に組み込まれている。

日本 HP がシンクライアント向け OS をアップデート、Smart Zero と ThinPro を統合
「HP t310 All-in-One Zero Client」

HP t520 は、信頼性の高いシンクライアントで、生産性の管理と維持が必要な製造業、金融サービス、コールセンター、小売業など向け。価格は3万8,000円(税別)。

HP t520 は、従来モデル(HP t510)よりも約30%小型化したファンレス設計。「AMD GX-212JC SOC」、SATA フラッシュドライブ インターフェイス、HD グラフィックス、および構成可能なメモリとストレージを備えている。「HP t510」の性能を14.4%上回る。

これまで、HPは、HP Smart Zero と HP ThinPro OS を提供してきた。今回発表された HP ThinPro 5.0 は、HP Smart Zero と HP ThinPro OS を統合したもの。ユーザーはシンプルな「HP Smart Zero」と柔軟な「HP ThinPro OS」を、必要に応じて切り替えることができるようになった。
 
HP Thin Pro 5.0 は、今後、「HP t620/t610/t510」でも利用できるようになる予定。