いよいよ日本でも発売かと期待の高まる米国 Google の眼鏡型ウェアラブル端末「Google Glass」。一体なんの役に立つんだと思う方もいるだろうが、突然の豪雨や激しい雹(ひょう)に襲われることが多くなった今の日本にこそ必要なサバイバル ツールになる。それは、日本気象と米国 BRILLIANTSERVICE USA が Google Glass 用アプリケーション「雨降りアラートGlass - お天気ナビゲータ」を開発したからだ。雨雲の接近情報が視界に重ねて表示されるので、ゲリラ豪雨に出くわすことを避けられる。

Google Glass でゲリラ豪雨を回避!「雨降りアラートGlass - お天気ナビゲータ」
Google Glass が日本に必要なサバイバル ツールになる

雨降りアラートGlass - お天気ナビゲータを利用すると、雨雲の接近や雨雲までの距離、雨の強さといった情報が、表示メッセージと骨伝導スピーカーを介した音声で通知される。わざわざスマートフォンを取り出さす必要がなく、ハンズフリーで状況を確認できるため、両手が離せない作業やスポーツをしている状況で便利だ。そして、危険な“歩きスマホ”をすることなく常に雨雲の情報が入手できる。

具体的には、雨雲がユーザーのいる場所から 5km 以内に近づくとまず通知され、その後 1km 近付く、または離れるたびに通知される。雨の強さは「パラパラ雨」「小雨」「本降り」「土砂降り」で表示される。また、現在地周辺の雨雲レーダーも確認可能で、雨雲がどこにどのように広がっているか把握できる。

雨雲レーダーも確認可能
雨雲レーダーも確認可能

ただし、残念ながら同アプリケーションはまだ公開されていない。Google Glass アプリストアがオープンされたら無料リリースされるとのことなので、楽しみに待とう。