イクシアと沖縄オープンラボラトリは、Interop Tokyo 2014 内で実施された「SDI ShowCase」で、Ixia の主要テストアプリケーション「IxNetwork」と「IxLoad」が仮想環境で動作する様に開発された「IxVM」を用い、各種遠隔地測定実験のデモンストレーションを行った。
今回の遠隔地間測定実験では、仮想サーバー上に IxVM 仮想テスターポートを配置、 IxNetwork を使用した L2-L3 パケット疎通試験、プロトコルエミュレーション試験(VXLAN、OpenFlow など)、また IxLoad を使用した L4-L7 アプリケーション疎通試験(HTTP、FTP など)を実施した。
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遠隔地測定と公開デモンストレーション |
クラウドコンピューティングの拡大とネットワーク機能の仮想化(NFV)が急速に展開する中、遠隔地間での仮想化環境上にテスターを配置できることが実証されたことは、今後のネットワーク計画で大きな意義がある、と同社では見ている。