IT インフラソリューションのネットワールドは、VMware 製品のサイジングや情報収集ができる総合ポータルサイト「Software Defined CONCIERGE」(ソフトウェア デファインド コンシェルジュ)を公開した。

Software Defined CONCIERGE は、Web 上でサイジングや概算見積計算、情報収集ができるようにするサービス。パートナー企業の営業担当者の顧客対応を支援する。

従来、パートナー企業が、「Software-Defined Storage」(ソフトウェア定義ストレージ)の「VMware Virtual SAN」や、仮想デスクトップの「VMware Horizon View」を顧客に提案する際、VMware の推奨構成を算出する計算式を用いて、仮想マシンやハードウェア構成について、CPU、メモリ、ストレージの性能や容量など、様々な観点でサイジングを行い、その結果を基に、ネットワールドに見積を依頼していた。

しかし、営業が独力でサイジングできない場合や、相談できる SE が身近にいない場合、要件が算出できず、顧客への提案や見積提示が滞ってしまう。

Software Defined CONCIERGE では、VMware Virtual SAN や VMware Horizon View を利用する仮想マシン数やメモリ設定、ディスク設定やサーバー構成を入力するだけで、VSAN データストアや ESXi サーバーに必要なハードウェア要件や台数、概算見積が算出される。出力された結果をそのまま使用して、ネットワールドから詳細見積を受け取ることができる。

ネットワールドが VMware 情報の総合ポータルサイトを開設、サイジングを簡単に
サイジング結果画面

設計履歴
設計履歴

また、Software Defined CONCIERGE では、ネットワールドが開催したセミナーやトレーニングの講演資料、プレゼンテーション動画などのコンテンツを追加していく計画。

さらに、Software Defined CONCIERGE 登録ユーザーには「SDC ニュース」を配信、ポータルのアップデート情報を配信していく。