Berkholz 氏は2008年から2013年の間で、GitHub に作成されたリポジトリの主要プログラミング言語を調査。その増減をグラフにまとめた。調査対象となった言語は、C、C++、C#、CSS、Java、JavaScript、Objective-C、Perl、PHP、Python、Ruby、Shell の12言語だった。
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GitHub でのプログラミング言語利用状況(出典:RedMonk) |
同報告は、調査対象となった大半のプログラミング言語の人気が、2008年以降下落傾向にあることを明らかにしている。これは開発者の言語に対する嗜好が多様化し、あまり知られてない言語を選択する開発者が増加していることが原因であると、Berkholz 氏は分析している。
そのような傾向の中で、例外となったのが JavaScript と Java。この2つの言語の人気は、過去5年間上昇を続けている。Berkholz 氏は、JavaScript の台頭の理由として、大量の JavaScript コードを生成するフレームワークの人気などを挙げている。
Berkholz 氏は、調査は C# と Objective-C の実際の利用状況を反映していないことに注意すべきとしている。C# は Windows Phone や Windows、Objective-C は iOS の開発に利用される言語だが、これらのエコシステムは、コードをオープンソースにすることを推奨していないためだと、Berkholz 氏は述べている。