DMM.com は、3D プリンタを生かした「ものづくり」の情報サイト「DMM.make」を公開した。3D プリンタを使った作品の制作過程など、この分野に関する詳しい記事を一覧できる。

DMM.com、3D プリンタを使った「ものづくり」情報サイトを公開
DMM.make

DMM.com では、2013年に 3D プリンタによる作品の出力を注文できるサービスが始まり、出力した作品の売り買いもできるようになったが、今回さらに関連するニュースやイベント情報もまとめて閲覧できるようになった。

業界動向や最新技術に関する記事や、DMM.com が選んだ 3D プリンタユーザー100人による作品制作過程などのレポートが読める。さらに「制作」「研究」「デザイン」といったキーワードから記事を絞り込める。

また、DMM.com が新たな 3D プリンタとしてマルチカラー、マルチマテリアルに対応した「Objet500 Connex3」を導入したことも明らかになった。米国 Stratasys が2月に発売したモデルで、国内での導入は DMM.com も含めまだ数台だという。

Objet500 Connex3 は異なる色の材料を組み合わせて作品を出力することで、数百種類の色表現が可能。また3種類の樹脂を複合利用できるのも特徴だ。

すでにタカラトミーが この 3D プリンタを使った玩具のサンプル制作などを DMM.com に依頼している。今後は一般のユーザーも、作品の出力を注文する際に利用可能になる見通しだ。