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腕時計型の原子時計 Cesium 133 (第2世代の試作品) |
原子時計とは、放射性を持たない安定同位体のセシウム(Cs)133 原子を利用して時を刻む。同原子の共鳴周波数 91億9,263万1,770Hz を基準として、正確な時間情報を生成する。Patterson 氏が製品化を目指している Cesium 133 は、本物の原子時計を内蔵している腕時計。
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Cesium 133 をもって説明する Patterson 氏 |
第2世代の試作品は、炭素繊維のケースを採用したことで重さは 90g しかなく、金属ケースの一般的な腕時計と同程度。電源は内蔵リチウム電池で、駆動時間は最長36時間という。
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腕にするとこんな感じ |
製品版では、電源を単4形のリチウム充電池に変更し、充電を待たずに電池を交換して使い続けられるようにする。価格は6,000ドルにする予定。
寄付は1ドルから受け付けている。6,000ドル寄付すると Cesium 133 の試作品がプレゼントされる。募集期間は4月10日から5月10日。目標金額は4万2,000ドルだが、すでに6万7,000ドル以上集まっている。
Cesium 133 の紹介ビデオ |