自分で引いて歩かなくても、後ろから自動的に付いて来てくれるスーツケース「hop!」のプロトタイプが YouTube で公開された。英国メディア The Daily Mail 紙が伝えている。

公開された動画では、利用者の後ろをスーツケースがとことこと追いかけていく様子が映し出されている。利用者が歩く向きを変えればスーツケースも方向転換し、利用者が歩くのを止めればスーツケースもそこで停止する。

後ろからとことこと付いて来るスーツケース「hop!」
後ろから付いて来るスーツケース「hop!」

hop! を開発しているのは、28歳の Rodrigo Garcia Gonzalez 氏。同氏は hop! による利用者の追跡に、スマートフォンの Bluetooth を利用している。スーツケース内には3つのセンサーが埋め込まれており、3角測量によって Bluetooth 電波発信源の方向と距離を測定。これをもとに利用者の後を追うシステムを開発した。Bluetooth の電波が見つからなくなった場合、スーツケースはスマートフォンに対して現在地を知らせる機能も持つという。

Gonzalez 氏はロンドンの大学の修士課程で学ぶ学生。将来的にはチームを作り、資金を集めて hop! の商品化を目指すという。Gonzalez 氏は、The Daily Mail 紙に対して次のように語っている。

「スーツケースは、100%思い通りには動作しておらず、まだ市場に投入できるレベルではない。だが、将来的には日常的に目にする、当たり前の存在になるだろう」

利用者の後ろを付いて行くスーツケース「hop!」