2012年8月5日に火星着陸に成功した米国 NASA による火星探索機「Curiosity(キュリオシティ)」には、初代 iMac G3 と同じ CPU を使うコンピューターが搭載されている。米国の Apple 製品関連ニュースを扱うブログメディア Cult of Mac が伝えている。

同メディアによれば、Curiosity に搭載されたコンピューターの CPU には、BAE RAD 750 が使用されているという。これは1997年11月に登場した IBM PowerPC 750 を、過酷な環境下でも動作できるよう強化したプロセッサー。そして、この IBM PowerPC 750 は、ボンダイブルーの初代 iMac G3 を含む1990年代後半の Apple 製品によく使われていたものだ。

NASA の火星探査機「キュリオシティ」には、初代 iMac G3 と同じ CPU が搭載されている
PowerPC 750 を搭載した初代 iMac G3
懐かしい!と感じる人も多いのでは?

Reddit へのある投稿者は、Curiosity を次のように評している。

「Curiosity の中身は 2 CPU を搭載した Power Macintosh G3 だ。様々な周辺機器と、とてつもない UPS が取り付けられてはいるが」

Curiosity には、生命の痕跡を調査する実験室など10の機器(周辺機器)と、プルトニウムを用いた原子力電池(UPS)が搭載されている。

NASA による Curiosity の CG 画像
NASA による Curiosity の CG 画像
これに PowerPC 750 が使われているとは驚き