神戸市のサンテレビでは、11月15日に神戸市内で開催される市民参加型フルマラソン「第5回神戸マラソン」の生中継番組で、ハイブリッドキャストを使った「マルチアングル・ライブストリーミング中継実験」を行う。

サンテレビが神戸マラソンでマルチアングルのライブストリーミング中継
神戸マラソン風景

この実験中継では、マラソンコース内の複数地点に設置されたカメラからの中継映像から、視聴者がどの地点の映像を見るかをリモコン操作で選択、テレビ画面で視聴できる。今回の実験中継は、テレビ向けインターネットポータルサービスや映像配信事業を行うアクトビラと、データ放送やハイブリッドキャストで実績を持つメディアキャストが協力する。


サンテレビは、毎年、神戸マラソンを生中継しており、スタート地点(神戸市役所前)、クォーターマラソンフィニッシュ地点(須磨浦公園)、折り返し地点(明石海峡大橋付近)、フィニッシュ地点(市民広場付近)などの複数個所からランナーを撮影し、自局のテレビ番組と、インターネット経由のWebサイトで、視聴者に映像を配信してきた。しかし、これまで多くの視聴者から、「テレビでも、自分の好きな地点の映像を見たい!」という要望が寄せられており、実現方法を模索してきた。

ハイブリッドキャストは、放送と通信を密に連携し、放送波で送られるコンテンツとインターネット経由で提供されるコンテンツを組み合わせ、テレビで視聴できるようにする技術で、今回の実験では、ハイブリッドキャスト機能を使用して、放送波の映像とは別に、複数地点からの映像を同時にインターネット経由でテレビへ配信する、「マルチアングル・ライブストリーミング」サービスを提供する。視聴者は、リモコン操作で、テレビでも任意の映像を選択視聴できる。ただし、ハイブリッドキャスト対応テレビでの視聴が条件。