ソフトバンクグループの BB ソフトサービスは、2015年5月度の「インターネット詐欺リポート」を発表した。

インターネット詐欺とは、インターネットを利用して行われる詐欺行為の総称。他の Web サイトを装って個人情報をだまし取る「フィッシング詐欺」や、加入に同意していない有料会員の登録料を請求する「ワンクリック詐欺」、ネットショッピングの商品を発送せず代金を不正に得る詐欺などがある。これらはコンピューターウイルスを使わない場合も多く、一般的なセキュリティー対策ソフトでは検知することが困難とされる。


「インターネット詐欺リポート」によると、 5月度に検知したネット詐欺の総数は86万8,480件で、前月比1.3%減少。種類別構成比は、「ワンクリック・不当請求詐欺サイト」が75.53%、「フィッシング詐欺サイト」が19.94%、「マルウエア感染サイト」が0.18%、「ボーガスウエア配布サイト」が3.20%、「ぜい弱性悪用サイト」が1.15%だった。

父の日のギフトも標的に--ネット詐欺、5月度は86万8,480件を検知
5月度の総検知数は86万8,480件

OS ごとの検知率
OS ごとの検知率

5月度ならではの現象として、6月の父の日にプレゼントを贈る習慣に便乗した“偽販売サイト”が複数検知されたという。BB ソフトサービスは、季節性のあるイベントに乗じて、新社会人などの新しい標的を獲得するのが目的ではないかと推測。このような詐欺サイトを利用すると、詐取や個人情報盗用などの被害に遭う恐れがある、と警告している。

なお同リポートは、BB ソフトサービスのセキュリティー対策ソフトウエア「Internet SagiWall」が検出・収集した詐欺サイトの分析結果をもとにしている。