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本物のエリマキトカゲみたいに動くリザードロイド |
エリマキトカゲは、オーストラリア北部やニューギニア島南部に生息する、体長が 60cm から 90cm になるトカゲ。通常はトカゲらしく4足歩行しているが、敵に襲われるなどすると立ち上がって2本足になり、体を左右に振りながら素早く走って逃げる。また、首の周りを取り囲むように膜があり、拡げることで相手を脅かして威嚇する。
エリマキトカゲにとっては命を守るための真剣な行動だが、一見ユーモラスな動きである。三菱自動車が1984年に小型乗用車「ミラージュ」(2代目)のテレビ CM でその姿を紹介したところ、日本でエリマキトカゲの大ブームが起きた。
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本人は真剣だけどとってもユーモラス |
リザードロイドは、このエリマキトカゲの動きを真似するロボット。赤外線センサーで人や物を検知することができ、大きく口を開けたりエリマキを拡げたりして威嚇する。2種類の動作モード「エスケープモード」と「おっかけモード」が用意されており、前者だとバックしながら向きを変えて逃げ、後者だとペットのようにバタバタと近づいてくるという。さらに、尻尾は動きに合わせて揺れ、目は動作に応じてさまざまな光り方をする。
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人から逃げるエスケープモード |
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人に寄ってくるおっかけモード |
ただし、実際に足を使って走るわけではなく、移動は体の下にあるタイヤで行う。
対象年齢は10歳以上で、はさみ、ニッパー、プラス ドライバーで組み立てる。工作時間は2時間から3時間だそうだ。
サイズは幅129×高さ230×長さ 370mm、電池を抜いた重さは約 200g。遊ぶには単4形電池4本が必要。
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2時間から3時間で組み立てられる |
リザードロイドの紹介ビデオ |