発表によると、2015年の桜の開化時期は、各地とも平年並み。桜前線は3月20日頃に高知をスタートし、四国や九州から中国・近畿・東海地方へと順調に北上する見込み。3月末には関東北部に到達し、4月末には津軽海峡を渡るそうだ。
桜の開花には、前年の秋から開花日までの気温が影響する。晩秋から初冬に冷え込んで春先に暖かくなると、開花が早くなる。昨年の11月は全国的に気温が高かったが、12月は厳しい冷え込みだったため、つぼみも順調に開化準備中。
西日本と東日本では、2月の前半は気温が平年より低い時期があるが、3月はだいたい平年並みの見込みで、桜の開花日は平年並み。また、北日本は4月に平年より気温が低い時期があるが、桜の開花日が遅れるほどではなく、平年並みに開花する見込み。
開花日は、福岡は3月21日頃、大阪は3月27日頃、名古屋は3月25日頃、東京は3月26日頃、仙台は4月12日頃と予想している。
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2015年桜開花予想前線図 |