大日本印刷(以下:DNP)と北海道コカ・コーラボトリング(以下:北海道コカ・コーラ)は、札幌市円山動物園内で自動販売機を使った実証実験を行うことを発表。近距離データ通信「iBeacon」を活用し、入園者に向けた情報発信やスタンプラリーを展開する。実施期間は2月5〜11日。

円山動物園で自販機を使ったスタンプラリー--北海道コカ・コーラなどが実証実験
自動販売機を使ったスタンプラリーを実施

この実験は、iBeacon に対応した DNP の情報配信サービス「Sitekicker+(サイトキッカープラス)for スタンプラリー」を利用。iBeacon が組み込まれた自動販売機や施設に近づくと、専用アプリをダウンロードした iPhone や iPad の画面に“スタンプ”が押される仕組みとなっている。そのほかに、自動販売機周辺にいる動物の情報が表示されるほか、札幌市内のグルメやイベントなどの情報も確認できる。

全3か所のスタンプを押した参加者には、北海道コカ・コーラや円山動物園のオリジナル商品がプレゼントされる。DNP と北海道コカ・コーラは参加者を対象としたアンケートも実施し、実用化に向けた検証を行う。