テレビ CM などでお馴染みの各種週刊マガジンを販売するデアゴスティーニ・ジャパンから、メカ好きとしては見逃せない新たな組み立てマガジンが相次いで登場した。一つは毎週送られてくるパーツで実際に物の作れる 3D プリンタを組み立てる「マイ 3D プリンター」、もう一つは、空撮まで行えるリモコン マルチコプターを完成させる「スカイライダー・ドローン」。まるで同社が以前 KDDI と組んで放ったエイプリルフール ネタ「スマホを作る」のようだが、こちらは本物だ。

デアゴスティーニを見逃すな!空撮できるドローンや実用可能な 3D プリンタを組立よう
週刊「マイ 3D プリンター」
(出典:デアゴスティーニ)

マイ 3D プリンター は、すでに第1号を1月5日に発売済み。2014年9月に一部地域で先行販売を始めたところ反響が大きく、全国販売を決めたそうだ。約1年間かけて組み立てることのできる 3D プリンタ「idbox!(アイディー・ボックス)」は、最大造形サイズが幅150×奥行き130×高さ 100mm、積層ピッチが 0.1mm という本格的なもの。購読することで、3D データを作るモデリング ソフトウェアの使い方も学べるそうだ。全55号の予定。

週刊「スカイライダー・ドローン」 (出典:デアゴスティーニ)
週刊「スカイライダー・ドローン」
(出典:デアゴスティーニ)

スカイライダー・ドローンで組み立てるドローンも、加速計、ジャイロスコープ、気圧高度計、GPS センサーが搭載された本格派。付属のカメラを内蔵できるほか、より高画質のカメラを搭載して空撮することも可能。マニュアル操縦で飛ばせるだけでなく、「自機座標検知」「自動帰還」といったフライト モードも用意されており、ラジコン操作に不慣れな初心者でも安心だろう。発売日は2月3日で全57号。

なお、デアゴスティーニは、愛らしいロボットを組み立てられる週刊「ロビ」の第3弾も1月20日から販売する。ロビは、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在したロボット「KIROBO(キロボ)」の開発者であるロボットクリエイター、高橋智隆氏が手がけたロボットで、話したり踊ったりする。2013年2月創刊の初シリーズは創刊号が約10万部以上も販売され、最終的に約6万体のロビが誕生したそうだ。第2弾シリーズは現在刊行中で、約4万体のロビが新たに生まれる予定という。

週刊「ロビ」 (出典:デアゴスティーニ)
週刊「ロビ」
(出典:デアゴスティーニ)