ブログやニュースサイトを登録すると最新情報をまとめて一覧できる RSS リーダ「feedly(フィードリー)」に新機能が加わる。自分がどんなサイトを登録しているかユーザー同士で共有できるようになる。この新機能はまず有料版「feedly Pro」で利用可能になり、数か月中にすべてのユーザーに広がる見通し。

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コレクション共有機能

feedly が「collection sharing(コレクション共有)」と呼ぶ新機能では、ファッション、旅行、日曜大工から政治、経済にいたるまで、ユーザーが分野別に登録しているブログやニュースサイトのリスト(コレクション)を互いに共有できる。

新機能については早くもさまざまな分析、憶測が出ている。ユーザーに合わせた情報を提示する「キュレーション」サービスへの布石だという主張もある。実際、feedly が公開した特設ページでは、著名ブロガーなどの作ったリストを紹介しており、ユーザーはそれらを自由に取り込めるようになっている。

ただ、この程度であればまだ「ソーシャルメディア」であるにすぎず「キュレーションサービス」とまでは言えない。

もし今後、feedly がユーザーの登録しているサイトや閲覧した記事に合わせ、より積極的、あるいはあつかましく他のユーザーの公開したリストを推奨してくるようになれば、話は変わってくるかもしれない。

しかし feedly のユーザーにとって、そうした方向への発展が望ましいかどうかについては意見の分かれるところだろう。