発電コスト低減シナリオ(非住宅分野) |
新興国メーカーのシェア拡大や固定価格買取制度の導入など、太陽光発電を取り巻く状況の変化を踏まえ、太陽光発電の大量導入社会を円滑に実現するための戦略として、発電コストの低減/信頼性向上/立地制約の解消/リサイクルシステムの確立/産業の高付加価値化、の5つの方策を提示した。
この方策には、2020年に業務用電力価格並の発電コストを達成することや、2030年に基幹電源並の低発電コストにすること、導入形態の多様化や新たな利用方法の開発により太陽光発電の裾野を拡大すること、などが盛り込まれている。
発電コスト目標は、2020年に14円/kWh、2030年に7円/kWh。戦略の策定は、2009年の「太陽光発電ロードマップ(PV2030+)」以来、5年ぶり。