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Buy ボタンの例 |
この機能は、Twitter の iOS 版、Android 版アプリケーションで使える。ユーザーは、Buy ボタンを押してから数回タップするだけで手続きを完了できるという。
流れとしては、商品の詳細情報を確認し、配送先の住所と支払いのためのクレジットカード情報を入力、購入を確定する。よくあるショッピングサイトと同じだ。住所や支払い情報はTwitter 上に暗号化して保存でき、次回の買い物からは再入力の手間を省ける。
Twitter による「Buy」ボタンの紹介動画 |
当面、「Buy」ボタン付きのツイートを投稿するアカウントは次の通り。まずファッション品・雑貨通販の「Fancy(@fancy)」、電子書籍、音楽、イラストなどのフリーマーケット「Gumroad(@gumroad)」、音楽イベントのグッズ、チケット関連サービスを手掛ける「Musictoday (@Musictoday)」、 オンライン決済サービスの「Stripe (@stripe)」。随時ほかの企業ブランドやアーティストグループ、NPO(非営利組織)にも広がっていく見通し。
Twitter 社は公式ブログで、今後数週間以内に Buy ボタン付きツイートを投稿できるようになるアカウントの一覧を公開している。
まだ米国外のユーザーにとっては縁遠い話ではある。しかし今回の試験導入がうまくいき、同様の機能が世界中で使えるようになれば、Twitter 上でいつもうるさいほどにぎやかな日本の企業アカウントには、新たな活躍の場が与えられることになるだろう。