経済産業省は新たに、25件の JIS 規格を制定/改正した。JIS 規格は工業標準化法に基づき制定される国家基準で、製品の種類や寸法、安全性や品質、またそれらを確認する試験方法や規格値を定め、生産者、消費者が安心して製品を利用することを目指す。同省は、今回行われた9件の制定と16件の改正のなかで、LED 照明に対応した家庭用照明器具の JIS 改正が特に重要だとしている。

今回の改正により、JIS 規格の適用範囲に、家庭用 LED 照明器具が含まれることとなった。これにより、市販されている家庭用照明器具の性能要求事項が規定され、消費者が安心して購入できる適正な性能の製品が市場に出ることになり、省エネ効果が高い LED 照明器具のさらなる普及が期待される。


照明器具市場の構成(2009年〜2013年)  出典:経済産業省 
照明器具市場の構成(2009年〜2013年) 
出典:経済産業省 

LED 照明は、従来照明と比べエネルギー消費量が少なく、性能向上と価格低下も相まって、普及が進んでいる。新成長戦略とエネルギー基本計画においても、高効率次世代照明(LED 照明、有機 EL 照明)について「2020年までにフローで100%、2030年までにストックで100%普及させる」ことを目指している。