伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、PC を使った定常的な入力作業や調査などを自動化するクラウドサービス「eAssist」の提供を開始した。1業務あたり月額25万円(税別)。

eAssist は、売上情報や競合製品の価格情報の調査、データ入力など、定常的に発生する PC 業務全般を自動化するサービス。対象業務や業務フローのアセスメントに基づき、クラウド型で作業の自動化を実現する。数千軒を対象とした競合店舗の調査など、通常1週間以上かかる情報収集やデータの入力作業を、4時間程度に短縮することも可能にするそうだ。

同社は同時に、eAssist とクラウド型帳票配信・閲覧サービス「ePromo」、クラウド型データマイニングサービス「eMining」を、「Business Evolution」シリーズとして体系化。基幹システム周辺の業務を IT 化することで、業務プロセス改善や人、時間などのリソース最適化を支援する。今後5年間に、シリーズ全体で20億円の売上を目指すとしている。

CTC、業務処理自動化サービス「eAssist」を提供開始--1週間の作業を4時間に短縮
業務支援クラウドサービスを体系化した「Business Evolution」シリーズ