イラスト SNS「pixiv」のユーザーが、漫画サイト「comico」に簡単に作品を投稿できるアカウント連携が進んでいる。

新興漫画サイト「comico」、巨大イラスト SNS「pixiv」の才能取り込み、作品投稿を簡単に
comico が左側、pixiv が右側

comico は、無料メッセージアプリケーション「LINE」などと同じ韓国 NAVER グループに所属する NHN PlayArt が運営している。掲載する漫画はページをめくって行く一般的な電子コミックと異なり、スマートフォンなどで読みやすい縦スクロール形式となっている。閲覧は無料。誰でも自由に投稿できるが、人気の高さなどで「公式作品」に選ばれると原稿料が受け取れる。また単行本化の道も開ける。


一方の pixiv は登録ユーザー数が1,000万人を超える国内最大のイラスト SNS。プロ、アマチュア問わず多くの描き手が交流や作品宣伝の場として利用している。

両サービスの連携により、pixiv のアカウントで comico に簡単に漫画を投稿できるようになった。また comico への投稿後は、pixiv にも作品のサムネイル画像を表示し、宣伝することが可能だ。

ちなみに、pixiv 自体も漫画投稿機能を備えているが、こちらは通常の電子コミックと同じくページをめくって読んでいく方式。しかし同機能が登場する前は、少なからぬ pixiv のユーザーが、現在の comico のような縦スクロールで読み進める形式の漫画を1枚のイラストとして投稿していた。

pixiv ユーザーにとって comico は一定の親和性のあるサービスとはいえる。とはいえ、pixiv のユーザーにはきわめて繊細なクリエイターが多く、その支持を得られるかどうかも重要になるだろう。