東芝は、医師や介護者などが患者の症状や様子をスマートフォンにつぶやくと、音声と文字によって記録ができ、その患者のケアに携わる関係者間でリアルタイムに共有できるソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を開発した。医療法人や社会福祉法人など在宅医療/介護サービスを行う事業者に、9月から販売を開始する。

東芝、在宅医療/介護サービス向け SNS を販売開始
SNS 画面イメージ

同サービスは、自宅で医療/介護を受けている患者の情報を、医師や訪問看護師、介護士などの関係者間で共有できる SNS。スマートフォンに、患者の症状や様子について気付いたことをつぶやくと、その内容を音声認識し、記録時間や場所などの情報とあわせて音声と文字を記録し、専用の SNS 上で共有できる。

今後はシステム内に記録された時刻/場所/治療/介護に重要と思われるキーワードを活用したデータ分析サービスも、順次展開していくという。

なお、同サービスは、7月16日から18日に東京ビッグサイトで開催される「国際モダンホスピタルショウ2014」で紹介する予定。